先日、興味深い記事を読みました。ドラゴンボールの悟空の声優をされている、野沢雅子さんのインタビュー記事でした。
興味深いと思ったのは、野沢さんが何か迷った時に悟空に相談相手になってもらっている、という部分でした。
「悟空だったらどうすっかな?」
「オラこう思うぞ」
「なるほど。じゃあ、ちょっとやってみよう」
となると話されていました。
このように、自分の模範となる人物や、自分もなってみたいと思うような人物の事を、『ロールモデル』と言います。
野沢さんは、悟空の声優を何十年もされていますから、悟空が勝手に喋り出すくらい、野沢さんの一部になっているのでしょうね。
このロールモデルですが、判断に迷った時や、落ち込んだ時、
「あの人だったらどうするだろう?」
「あの人だったら何と言ってくれるかな?」
と、自分とは違う視点から物事を見るのにとても役立ちます。
私個人としては、悩んだりした時、坂本龍馬に相談に乗ってもらっています。
目の前に龍馬が居ると思って話をするのですが、自分の悩みを話していると段々と、「自分の悩みなんて小っちゃいなー」という気分になってくるんですよね。
「日本を今一度せんたくいたし申候」と手紙に書いて、当時の幕府をひっくり返そうとした人物です。命を狙われる事なんて日常茶飯事でしょう。
自分の悩みを話した後、龍馬さんが言うのは大抵、「まあ、死にゃあせんがぜよ」です。
憧れの龍馬が体験した事に比べたら、大した問題じゃないかな。という気持ちになって、勇気付けられます。
皆さんがもし何かに迷ったりした時、このロールモデルとなる人物にぜひ相談してみて下さい。
歴史上の人物でも、漫画のキャラクターでも、身近に居る憧れの先輩など、なんでも構いません。大事なのは、その人の言葉なら抵抗なくスッと受け取れる事です。
出来たらその人物の考え方や信念、行動してきた事なども知っておくと、より臨場感のあるメッセージがもらえるかもしれませんね。
何か問題が起こった時、ぜひ一度試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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