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所属カウンセラーの清田直芳です。


先日、第2回Value creation room心理学セミナー「人生を幸せに過ごすための『笑い』と『遊び』」を開催しました。


セミナーに参加された方のご感想はこちらです。


2回目の心理学セミナーを開催しました♫


今回は『笑い』が心と体にどのような良い影響を及ぼすかについて書かせていただきます。


1.ストレス軽減になる


笑うことでストレスホルモンと呼ばれる、コルチゾールが激減すると言われています。


笑った後も45分くらいはリラックス効果が続くそうなので、何か緊張する場面の前に笑っておけば、予防の効果もありそうですよね。


個人的にも、短時間でもたらされる効果としては、笑いは非常に優秀ではないかと思っています。


何か緊張した場面で、一つの笑いがその場の空気をいっぺんに変えるようなことは多くの人が経験しているんじゃないでしょうか。


緊張の糸がほぐれたことで笑いが起こったという部分もあるでしょうけど、笑いによってそれが増幅されたといのは間違いなくあると思います。


2.NK細胞の活性化


NK(ナチュラルキラー)細胞とは、人間の免疫に関わっている細胞です。


人は悲しいことに、毎日せっせとガン細胞を作っています。その数は、3000〜5000個、、、。


何とも嫌なデータですが、このガン細胞をやっつけてくれる細胞が存在します。


それが、NK細胞!


このNK細胞は、笑うことで活性化するので、たくさん笑えばそれだけガンにかかりにくくなるっていうことですね。


残念ながら、悪化してしまった状態を治すほどの力は無いようですが、予防としてはかなり効果が期待できるそうです。どんどん笑って予防したいですね。


3.脳内ホルモンが分泌される


多幸ホルモンと呼ばれる「エンドルフィン」や、やる気と関係している「ドーパミン」、心の安定にかかわっている「セロトニン」といった、脳内ホルモンが笑うことで分泌されます。


「別に面白いことが無いから笑えない」という方も、作り笑いでも同じ効果があるのでご安心ください。


「幸せだから笑っているのではなく、笑っているから幸せなのだ」

は正にその通りですね。私の場合、お風呂で出る前になるとラフターヨガという、笑いとヨガの呼吸法をミックスしたエクササイズを毎日行っています。お風呂場なので、周りの人には聞こえていないと信じて(笑)


4.その他


その他にも、結構カロリーの消費量が高かったり、脳が活性化したりっていう効果も期待できるようです。


私が長く関わっていた介護に関係することでは、日常的に良く笑う高齢者と、あまり笑わない高齢者では、脳卒中にかかる確率が1.6倍、心疾患にかかる確率が1.3倍も違うという研究結果もあるそうです。


様々な病気の予防のためにも、日常的にたくさん笑っておくのは重要そうですよね。


私自身の話をさせていただくと、特に18歳から20歳の頃は本当に笑いに助けられていたと思います。


当時、進学で実家の広島から大阪に引っ越したものの、病的なまでの人見知りが炸裂し、半分引きこもるような生活をしてました。


一応バイトはしていましたが、学校にもあまり行かず、5日間くらいほとんど話をしないこともザラにありました。5日間、ほとんど人と喋っていないと、全然頭が回らなくなります。


自分の生まれ持った性格からすると、どんどん内にこもって、精神的に病んでしまってもおかしく無いと思うのですが、割と心は落ち着いていました。


「あの頃、どうして大丈夫だったのだろう?」と考えてみましたが、思い当たるのは1つしかありません。


暗黒時代の私を救ってくれたものは、まず間違い無く『笑い』の力です。


ダウンダウンさんの「ガキの使い」が大好きで、録画したのものを何度も見たり、大阪という土地柄お笑いの番組が多くあるので、バラエティー番組を見たりして、多くの時間を過ごしました。


意識してやっていた訳ではありませんが、きっと笑いが心のエネルギーを高め、ストレスから守ってくれていたのだと思います。


今回は笑いが心と体に与える良い影響について書きました。次回は人とのコミュニケーションにおいて、笑いがどのような役割を果たすか書かせていただきます。また、ぜひお読みください。そして、「最近、あまり笑ってないかも、、、」の思う方がいたら、ぜひ笑う時間を増やしていただければと思います。


最後までお読みいただきありがとうございます。


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