2019年10月

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所属カウンセラーの清田直芳です。


今回も心理学セミナーの中でお話した内容について書いていきたいと思います。


4回目の心理学セミナーを開催しました🎶


前回は、人間関係が人生にどれくらい影響しているかについて書かせていただきました。


人間関係は人生にどれくらい影響しているのか?


読んでいただいた方はお分かりになるかと思いますが、人生において人間関係はとても大きく影響をしています。


それだけ人生に大切な人間関係ですが、良い人間関係を築くには、お互いがお互いを信頼していなければいけません。


人間関係=信頼関係と言っても良いくらいではないでしょうか? 信頼関係ができていれば、世の中で問題となっている多くのことは、問題になりません。


とても尊敬している先輩や上司、長年付き合っている親友など、皆さんと深い信頼関係で結ばれている人をイメージしてみてください。


その人が仕事のパートナーだったとして、セクハラ、パワハラなど、各種のハラスメントの問題が起こるでしょうか?


その人が隣に住んでいるとして、庭の枝が自分の敷地に入って来たからといって、近隣トラブルに発展するでしょうか?


その人とたまたま街で肩がぶつかってしまい、どちらかが怪我をしてしまったからといって、喧嘩や裁判といった問題になるでしょうか?


きっと、なりませんよね。もし、なるとしたらそこに深い信頼関係ができていたとは言えないでしょう。


おそらく、お互いがお互いを尊重し、互いにとって納得のいく結果を見つけようとするはずです。


このように信頼関係を築くことは、人間関係において何よりも重要です。それでは、信頼関係を作るために必要なことはなんでしょうか?


信頼関係を作るためのテクニックはたくさんありますが、テクニックよりも大切なことがあります。


それは、相手を理解したいという気持ちです。


この理解したいという気持ちがなければ、相手のことを尊重しない、一方的で独善的な関係になってしまいます。


より酷く言えば、相手を自分の利益のために利用する対象としてしか見ていない、とまで言っていいでしょう。


私が大好きな『7つの習慣』という本がありますが、この中でも第5の習慣に「理解してから理解される」というものがあります。


『7つの習慣』は物事の原理原則を大切にしていますが、この原則が実践できていないから、多くの人間関係でトラブルが起こってしまいます。


人間は誰でも、自分独自のものの見方があります。身体的な特徴や、生まれ育った環境などによって、受け取り方は一人ひとり異なりますが、ついつい自分のフィルターを通して見たものを、真実と勘違いしてしまうんですね。


それを防ぐために必要なのが、理解したいという気持ちです。


この理解するとは、表面的で浅い理解ではありません。


その人の目で、その人の耳で、その人の体で、その人が何を考え、どう感じてきたか、そして今この瞬間はどうなのか?ということを、その人に憑依したかのように、臨場感を伴って疑似体験をしたいという精神です。


もちろん、完全に同じ体験を共有することは不可能です。どれだけ頑張っても実際の半分も理解できていないかもしれません。深く聴き、理解するためには、相応の技術も必要です。


それでも、相手を理解したいという気持ちがなければ、相手を理解することはできません。そして、相互理解のない関係に、深い信頼関係はありません。


自分が嬉しいと思うことでも、相手が嬉しいとは限りません。楽しい、幸せ、悲しみ、不安、などその他の感情も同様です。


大切な人と1日を過ごす時、相手に本当にかけがえのない時間を過ごして欲しいと思うのであれば、その人が嬉しいと思ってくれることを理解しなければいけません。


相手が全く自分の好みを理解しようとせず、

べジタリアンなのに肉の専門店に行ったり、

冷え性なのにドライブしている車でガンガンに冷房を効かせたり、

虫が苦手なのに虫のたくさん出るハイキングに誘ったり、

そのようなことが続いたら、自分のことを大切にしてくれてると思うでしょうか?


理解しなげれば、相手を大切にすることはできません。


理解したいという気持ちは愛です。


・・・・・。


最後、思いっきりクサくなりましたね笑


自分で書いていて、「理解したいという気持ちは愛です」を太字、マーカーを引いて強調することに、正直笑ってしまいましたが、大切なことだと思ったのでそのまま行きました。


信頼関係において、理解したいという気持ちが大切だということを、少しでも感じていただけたなら幸いです。


次回は、「理解したいという気持ち」という土台があった上で、信頼関係を築くためのテクニックについて、いくつか書いてみたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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所属カウンセラーの清田直芳です。


今日は前回行われた心理学セミナー『人と人とのつながりが幸せをつくる』でお話した内容について、こちらのブログでも書いていきたいと思います。


4回目の心理学セミナーを開催しました🎶


 一度に書くには分量が多いので、今回も複数に分けて投稿させていただきますね。


このセミナーのテーマは一言で言えば人間関係についてです。今日は人間関係がどのように、私たちの人生に影響しているかについて書きます。


幸せか不幸せかを左右する物はたくさんありますよね。仕事、お金、頭の良さ、などなど。


その中でも最も影響が大きいとされているのは何だと思いますか?


幸せに最も影響をしているもの、それは『良い人間関係』です。


この流れだとあまりにもそのままですが、、、。


これは、幸福についてのハーバードの研究で分かったことです。


この研究結果を見て、「まあ、そうだろうなあ」というのが私の感想です。共感される方も多いのではないでしょうか?


人間関係の大切さを実感するのに、少しイメージをしていただきたいと思います。


1.あなたはお金持ちで、食べる物や着る物、住む家には何一つ苦労していません。お金で手に入る物はなんでも手に入ります。

でも、無人島で一人暮らしです。


2.あなたは貧乏で、食べる物や着る物に困り、住む家もありません。お金が無いことで困ることがたくさんあります。

でも、仲の良い家族や友人に囲まれています。


どちらか一つ選ぶとしたらどちらを選びますか?


ちなみに、私だったら迷わず2です。以前、違うセミナーでこの質問をした時も、選んだのは皆さん2でした。


生活に困窮していない人が多い日本だからこそ、そのように思う部分はあるかと思いますが、実際に両方を体験したとしても、私だったら2を選ぶように思いますね。


そして、良い人間関係の対極である孤独だと、早期死亡率が26%高まるという研究結果もあります。


どうして、これ程までに人間関係が幸福に影響しているのでしょうか?


それは、人間がもともと群れで生活をしていた社会的な動物だったからです。


人間に進化する前、猿だった時代から今に至るまで、集団でいることで生き残る確率は圧倒的に高まります。


・危険な動物が接近して来た時、群れで危険を知らせ合うことで、いち早く逃げることができる。


・集団で食料を探していれば食事に有り付ける確率が上がり、飢えの恐れが減る。


・怪我をしてしまっても、仲間が助けてくれる。


具体例を書いてみましたが、その他にも仲間がいることで命が助かったシチュエーションは山ほどあったでしょう。


このように、仲間といることは生き残るためにとても重要でした。しかし、孤独であればその確率は下がってしまいます。そのことを脅威に感じることで、免疫システムが過剰に働いてしまい、心身にも悪影響を与えてしまうようです。


以前に見た番組では、ゴリラにも同じような傾向があるようで、確か病気か何かの理由で集団から隔離された一頭が、明らかに鬱病の症状に陥ったそうです。


このように、人間関係は人や群れで暮らす動物の幸福に、大きく影響をしています。


そして、幸福以外の部分でも、イライラしている人の近くにいるとイライラしやすくなったり、怒りっぽい人の近くにいると同じく怒りっぽくなったり、どのような人と一緒にいるかということが、性格や感情面にも影響を及ぼします。


群れで生活するためには、なるべく調和が取れていて争いが起こらない方が望ましい訳ですから、自然と同じようなパーソナリティになっていくということですね。


日本は島国ですから、多様な人種と交流する機会が少なかったので、その傾向はより強いでしょう。特に田舎では同質化が求められ、異質なものを排除する傾向があるのは、何となくイメージできるのではないでしょうか?


その他にも、これは思い込みも入っている可能性もありますが、飼い主とペットの犬の顔が似ている、という画像も見たことがあります。


犬は共感能力が高いと言われていますから、飼い主の気持ちに共感して、同じような表情をすることが続いた結果、顔も似てくるのかもしれません。


このように、私たちが普段接している人の影響を、良くも悪くも非常に大きく受けています。


そして、私たちも大きく影響を与えているということでもあります。


どのような人と付き合うか? そして自分がどのように周りに影響を与えたいか?


考え方や価値観は様々ですが、それだけ多くの影響を相互に与え合っているということを知っておくことは、大切だと思います。


次回も、セミナーで取り上げた人間関係をテーマに書いていきたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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床の間に飾られたアザミとお茶の花。

手前の二輪の白い花がお茶の花です。

今日はお茶の花についてお話したいとと思います。


初めてお茶の花を見た時は「お茶にも花が咲くのか」とびっくりした日のことを思い出します。

僕は静岡育ちなので、家で食事の後に緑茶が出るのが当たり前の習慣としてお茶を飲んでいました。静岡は茶所だけにお茶との日常の関わりが多いんですね。それでありながらお茶に花が咲くことを知らなかったので、知った時の驚きは今でも忘れません。


お茶は健康に良いとよく言われますが「カテキン」はよく知られてますよね。

実はお茶には「サポニン」という成分が含まれていて、お茶の花には最も多く含まれています。

「サポニン」は大豆などのマメ科の植物に多く含まれていて、抗菌作用や血圧上昇抑制、消炎作用といった作用があり、香りが清潔感のあるのもこの「サポニン」が関係しています。

また、お茶の花は食べることができ、天ぷらにして食べたり、煮詰めてお茶漬けの具にしたり、という地方もあります。

またお茶の葉と同じく、煎じて飲むこともあるそうです。


お茶の花は冬に咲く白椿と似ていますが、存在感がある白ツバキに比べると小ぶりなお茶の花はつつましさを感じます。

白椿に似ているのもそれもそのはず。お茶はツバキ科ツバキ属。お茶の葉は堅くツヤツヤしていて確かに小さなツバキの葉のようです。

ツバキと花の咲き方が似ていますが、白椿は上に向かって咲き、お茶の花は下に向かって咲く違いがあります。


冬の茶花としてよく用いられるツバキ。

お茶室と相性が良いのは同属だからとも言えそうですね。

所属カウンセラーの岩村です。

共にカウンセラーとして所属している清田さんの影響で、最近は通勤に最寄り駅ではなく、その前の駅で降りてなるべく歩くようにしています。


仕事がデスクワークのため、足腰が弱くなりがちなので健康管理の一環としてやり始めたのですが、「歩くこと」で気分が良くなっています。


科学的には歩くことで幸せホルモンであるセロトニンが出たりということが言えるのでしょうが、以前は「めんどくさい」とか「どんなルートで行くのがいいのか」とか「出勤間に合うかな?」とか色々な心配事なり、始めるまでは結構億劫になっていたのですが、やり始めると意外にも「楽しい」んです。


私の職場は両国にあり、大江戸線を使って通勤しているので一つ手前の駅は【蔵前】になります。

大江戸線蔵前駅から歩くと、ちょうど隅田川を渉り、隅田川沿いを歩くルートや清澄通りを通るルートなどがあり、目的地である職場まで、気分で選べるのも利点です。


電車に乗っていると、決まりきったルートをただ乗っているだけ。地下鉄でもあり、車窓から見える風景は地下鉄構内の慣れた風景。いつもと変わらぬ慣れきった日常が、歩くと違った景色が見えます。


空の様子、通りにある花、ウォーキングやランニングをする人や通勤で会社に向かう人。


隅田川沿いを歩けば、海鳥が羽を休める様子が見れたり、舟が通り過ぎる光景、屋形船の停泊している姿、日々変わる隅田川の水位や川の様子などに目がいきます。

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歩くことで健康にもなるし、歩ける自信に繋がる。ちょっと一駅区間を歩いてみる。ただそれだけで思っていた以上に日常が輝き出します。

スマホをお持ちであれば地図アプリでルートもわかるし、所要時間も分かります。


清田さんは一日1万歩を目安に日常を送ってますが、いきなり一万歩はハードルが高いですよね。

日常を「楽しみ」に変える一つの方法として、まずは一駅歩いてみてはいかがでしょうか。

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所属カウンセラーの清田直芳です。


以前、こちらのブログでウォーキングについて書かせていただきました。


ウォーキングは一番お手軽なリラクゼーション


そして、自分でもウォーキングをするのに万歩計を導入し、少しの間やってみた感想がこちらです。 


万歩計を導入して改めて実感した『数値化』の重要性 


ちなみに、私が使っている万歩計アプリのキャラクターがトップの画像です。最初と比べると、仲間も増えてますし、オシャレの幅も広がっていますね。カワイイ。

ウォーキングが体にも心にも良いことは周知の事実ですが、実際に体感としてはどうなのか? そして、ウォーキングを続けるコツについても書いてみようと思います。


ちなみにですが、9月の私の記録がこちらです。


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平均1万歩達成できました!


残り数日で帳尻を合わせる為に、やや必死になって歩きましたがクリアはクリアです(笑)


まず、やってみて体と心にどのような影響があったかを書いていきますね。


まず体ですが、一番感じたのは本格的にウォーキングをする前と比べると、寝つきが良くなったということです。


もともと、寝つきの良さに関しては日本トップクラスだと自負していますが、より眠たくなる割合が増えたように感じています。


単純に体を動かして疲れたという以外にも、朝の時間にウォーキングをした日もあり、日光を浴びたことでメラトニンが分泌されたのも関係しているのでしょう。


規則正しい睡眠はメンタルヘルスにとても重要ですから、睡眠を促す効果を高めるという意味でも、ウォーキングはとても良いリラクゼーションだと思いました。


体重などに関しては、特に気にしていませんでしたが、特に変化はありませんでした。


次に心についてですが、基本的に心の状態は良好な方ですので、1ヶ月という比較的長い期間で考えると、それほど大きな変化は感じませんでした。


しかし、短期的な気分の変化という意味では、自分でも驚くくらい効果がありましたね。ポイントは早歩きです。


研究でも、20分〜30分の早歩きで、不安の軽減や気持ちが高まるということが分かっていますが、実際にその通りでした。


気持ちが落ちていたり、やる気が起きないような時は、複雑なことや、意志力を必要とするようなことは億劫になってしまいますが、早歩きならそれ程苦にならずにできるのではないでしょうか。


次に、自分自身がウォーキングの歩数を稼ぐ為にした工夫についても書いておきたいと思います。


・電話をしたり、音声を聞いたり
・家で動画を見たり、本を読んだりする時、部屋の中でぐるぐる歩く
・電車に乗る時、1駅先まで歩いたり、1駅手前で降りたり
・平均1万歩達成したことを書きたい(自慢したい)
・ブログで1万歩をオススメした手前、達成しない訳にはいかないという恐怖心
・万歩計による歩数の可視化
・木霊(万歩計アプリのキャラ)を可愛くしたい
・多摩川やお気に入りの公園でアーシング(裸足で歩く健康法)をかねて


ザッとウォーキングを続けるのにプラスになった事柄を書いてみました。


個人的に、特に強力なのは「電話をしたり、音声を聞いたり」でしょうか。特に、15日と29日の最も歩いた2日は、どちらも電話をしながら歩くことで1万歩近くを稼いでいます。


そう考えると、家族や友達と一緒に歩くのなんかは、ウォーキングを続けるのに最も強力な手助けになりそうですね。


それと、やらなくてもクリアできるのでやっていませんが、『ポケモンGO』のような位置情報ゲームはウォーキングにはとても良いと思います。


最近、ドラクエでも位置情報ゲームがあると知りやりたいなーと思っているのですが、きっと歩き過ぎてしまうのでやりません。


やはり、ウォーキングはとても良いリラクゼーションですので、ぜひ参考にして行っていただければと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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