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所属カウンセラーの岩村です。
台風15号の影響で電車のダイヤが乱れ、駅のホームの列車待ちの人々はいつもの数倍は軽く超えていました。

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いつ来るか、いつ乗れるかわからない列車の為に駅員さんが次の列車の現在情報を数分おきくらいに知らせてくれていました。

「大変ご迷惑をおかけしております‥」

台風の影響なんだから、鉄道会社が悪いわけでもないんだけどな‥と思いながら、そういう気遣いがあるのと無いのとでは待つ側の心理も変わってくる気がします。


AIが発達すれば、電車のシステムというのはほぼ自動化されメンテナンス以外に無人化が可能だと考えられます。

これからの鉄道員に求められるスキルはなんなのか。

ふと駅員さんのアナウンスを聞いていて、それは「お客様のクレーム対応力や満足度を高められるサービスパーソンなのではないだろうか」と感じました。

これは鉄道に限ったことではなく、航空、配送業やタクシーや医療、スーパーなどの販売店でも当てはまることのように思います。

怒りの拳が上がる前にその受け皿を用意する。その役割を引き受ける。そういうことを嫌がらずに率先してできる人というのが、これからの世の中の求められる人材だと思います。


もしかしたら、クレーム対応すらAIの方が立派にこなす可能性だってあります。

僕らは人としてと同時に、仕事をしていく上で心のこもった対応ができるかどうかという点において、

AIに負けない対応力を身につけておく必要があるように思います。


仕事力としても人としても、心の対応力を磨くことを怠らずにいきたいですね。

所属カウンセラーの岩村です。
先週から茶道稽古を月・水・金としました。

そして今日は長板茶通箱の薄茶点前の後半部分の御道具拝見を習いました。
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お茶席では点前の最後に使用した茶道具を披露する時間があって、御客の方に向けて茶道具を並べます。

茶通箱の場合は棗と茶入の両方を使うので、その両方を見せると共に、茶杓と茶通箱も見せます。

置く位置、置く順なども決まっていて、やかましいといえばやかましいのですが、この流れを体得して点前を自然と出来るところを目指します。


半ば理想ではありますが、一挙手一投足に全身全霊を注ぎ、点前と一体となるところを目指す。

点前のもつ美しさとは、そうなった瞬間に眩しい輝きを放つのだと思います。


床の間に飾られた花は灸花。
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灸花と書いて「ヤイトバナ」と読みます。

花の中心部の紅紫色がお灸をすえた痕の色に見えるので「灸花」と呼ばれるそうですが、花冠の部分を舐めて手や顔に貼り付け、子供たちがお灸遊びをしたことに由来するとの説もあります。


花は夏に咲き、秋には黄褐色のパチンコ玉のような丸い小さい果実が沢山つけます。

独特の臭気を持つことから屁糞葛(ヘクソカズラ)とも呼ばれます。

この臭いの正体は「メチルメルカプタン」という成分で、虫の食害から身を守る手段と考えられているそうですが、葉には虫食い痕も見られます。

虫はそういう成分が含まれる植物を食べることで、体内にその成分を取り込んで、外敵から身を守っているんですね。

生の果実を潰したものは、民間薬として古来から虫刺されや霜焼けの薬としても使われてきた歴史があります。


それぞれに由来があり、一方は見た目から。もう一方は臭いから。

捉え方によって違う名がついた花。


僕ら人間も捉え方を変えると、

美しくもあり、醜くもあるのでしょうね。


所属カウンセラーの岩村です。
今回のテーマは「日常に役立つリラクゼーションテクニック」

ストレス社会と言われて久しいですが、僕らは生活しているだけで色々とたくさんのストレスを受けています。通勤時の満員電車、過密なスケジュール、職場や取引先との人間関係。休みの日でもなかなか心も身体も休まらないなんてことありませんか?

リフレッシュしたい、癒されたい、とにかくゆっくり休みたい、心も身体もリラックスしたい!多くの人が抱いている感情なんじゃないでしょうか。

普段の生活の中でできるだけお金をかけずに心も身体もリフレッシュできたら。
そんな心身の日常のメンテナンスとしてのリラクゼーションテクニック。

まずは参加者の皆さんが日常どんなストレスに晒されているのか、日常のイベントからストレスチェックをしてもらいました。

そしたら皆さん意外と点数の高いこと。

変化の激しい現代では、心が感じる以上にストレスとなる刺激は多いようですね。


そんな生活のなか、どんなストレスケアやリフレッシュを行なってるのか伺ってみました。
その時の様子がこちら。
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人カラオケ、youtube、温泉や友達との会話、マッサージやアロマ、運動や美味しいものを食べるなどなど、色々と皆さんやってるわけですね。


今回僕がメインで取り上げたのは「自然」。

自然がいいのはわかるけど、でも都会の生活のなかでなかなか自然なんて‥。

そこを解決する方法が実は色々あって。

少し紹介すると、手持ちのスマホを活用することでも自然の効果を手にすることはできるんです。


例えば、自然画像や自然音。YouTubeを活用すれば誰でも簡単に手にすることができますよね。

そのほかお部屋には観葉植物を置くなど。

それから東京であれば都立公園など、意外と公園なんかも多いんです。

これらをうまく活用することで、僕らの感情システムはバランスを取り戻す効果が期待できるんです。

良かったらお試し下さい。



参加者の声

自然の中が一番リラックス効果が高いというのは、改めて「なるほど」と思いました。

とりあえず、ポトスを買おう。

セミナーの中で流した自然音はとても良かったです。


自然が良いというのはなんとなくわかるけど、それが何故なのか分かって腑に落ちた。

都会ではなかなか触れる機会がないからと諦めていたところがあったけど、確かに公園活用や観葉植物は手軽だし、

今後積極的に活用していきたいと思います!




次回セミナーのお知らせです。

921日土曜日の14時から16

「人と人とのつながりが幸せをつくる」

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料金:無料(お茶代として500円頂戴します)

場所:東京都中央区日本橋1-2-10 東洋ビル5階会議室

定員:6名(女性限定のカウンセリングルームのため、参加者は女性のみとさせていただきます)
 ご参加希望の方は下記のコクチーズよりお申込みをお願いします。

お問い合わせにつきましては下記メールアドレスへご連絡くださいませ。

【申し込み】https://www.kokuchpro.com/event/dead77412079e172064a09bb3fa76eac/
【お問い合わせ】kiyota@vc-room.jp

ストレス社会と言われて久しいですが、僕らは生活しているだけで色々とたくさんのストレスを受けています。
通勤時の満員電車、過密なスケジュール、職場や取引先との人間関係。
休みの日でもなかなか心も身体も休まらないなんてことありませんか?

リフレッシュしたい、癒されたい、とにかくゆっくり休みたい、心も身体もリラックスしたい!
多くの人が抱いている感情なんじゃないでしょうか。

普段の生活の中でできるだけお金をかけずに心も身体もリフレッシュできたら。
知らず知らずのうちに自律神経のバランスが崩れ、交感神経優位の状態になってしまっていると色んな支障が出てきます。
不眠や倦怠感から始まり頭痛、肩こりなどなど。
崩れているバランスを放っておくと大きな病気にならないとも限りません。

日常でちょっと取り入れてみることで崩れているバランスを立て直したり、
癒しや心地よい感覚を得ることができる心身のバランス調整のテクニック。

そんな心身の日常のメンテナンスとしてのリラクゼーションテクニックをお伝えします♪

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817日(土) 14時から16

場所、日本橋東洋ビル内  5

講師 岩村 剛

テーマ 「メンタルケア」「ストレスケア」

タイトル:「日常で使えるリラクゼーションテクニック」


是非、ご参加してみて下さい。
参加費は【無料】ですが、
お茶代として500円いただきます。

定員7名の為、予約者優先対応になります。
(女性専門カウンセリングルームの為、参加者は女性に限定させていただいております)

ご参加希望の方は下記のコクチーズよりお申込みをお願いします。
お問い合わせにつきましては下記メールアドレスへご連絡くださいませ。
【申し込み】https://www.kokuchpro.com/event/9f97706f31aa2e817d8ae60e5235df08/

【お問い合わせ先】iwamura@vc-room.jp

所属カウンセラーの岩村です。

先日、心理学の先駆者であるフロイトとユング、そしてその両者の患者でありユングと愛を交わしたザビーナ・シュピールラインを描いた映画「危険なメソッド」を観ました。

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映画の中では心の奥にある感情をあぶり出そうとする「言語連想テスト」やユングとフロイトが意見交換するシーンでは「夢分析」なども描かれていますし、現在はフロイト博物館になっているフロイトの実際の住居も使われていたり、フロイトが実際に使っていた机も映画の中に登場し、心理学の大家である彼等がどのような時代を生き、どのような生活をしていたのかを垣間見れるのも見どころです。


映画を観て気になったのはどうして「危険なメソッド(原題:A Dangerous Method)」と題したのか。そしてザビーナ・シュピールラインとは実際にどのような人であったのか。


これが気になって調べてみたのですが、公式サイトにはこう書かれています。


“私たちは相手の“心”を見る時、同時に自分自身の“心”と向き合うことになる。なぜなら“心”は目には見えないからだ。ユングは妻がありながら、サビーナの心の奥を見る行動を通じて、自身の中に息づいていた欲望を発見する。それは、心を研究する者にとっては貴重な発見だ。しかし、それは後ろめたさと焦りと恐怖に満ちた“危険なメソッド(方法)”でもある。”


またタワレコオンラインの前島秀国さんの記事が映画音楽から考察してタイトルに言及しているのが面白かったので紹介します。


“ここ30年の資料研究が明らかにしたように、ユングとザビーナは一時期恋愛関係にあり、ユングはその関係を〈治療〉に生かした。当然のことながら、クローネンバーグ(監督)はその関係をリアルに映像化しているのだが、セックスは言うに及ばず、ユングがザビーナをスパンキングする場面に至っては、おそらくユング派信奉者のほとんどが卒倒してしまうに違いない。

だが、クローネンバーグは露悪的な描写で満足することを潔しとせず、ふたりの関係の根底にあった〈ある要素〉まで遡って描こうとした。

その要素とは、ワーグナーの『ニーベルングの指環』(の根幹をなすジークフリート神話)に対する深い関心である(これも史実に基づいている)。


そこで、クローネンバーグの長年の相方である作曲家ハワード・ショアの登場だ。先に触れたスパンキングの場面で、ショアは『指環』に出てくる《ヴェルズングの動機》を編曲して静かに流す。《ヴェルズングの動機》は『指環』の中で、双子の兄妹ジークムントとジークリンデのインセスト・タブーを象徴している。つまり、ユングとザビーナは(双子の兄妹さながらに)背徳的なタブーを犯すことで、それを〈治療〉に生かしているわけだ。それこそが『危険なメソッド』というタイトルの意味に他ならない。”


映画の中で流れている音楽にそんな意味を込めていたとは、驚きです。

ユングとザビーナの間で交わされる“危険なメソッド”。

のちに心理学の大家と評される人物であり、平穏な家庭を築きながらも患者との関係に溺れてしまうユングの欲望や弱さや脆さ、危うさ。


生涯の中でザビーナ以外にも関係をもったユングの人間性や倫理観は、映画の中でも登場するフロイトの依頼によって受け持った患者オットー・グロスの影響が強いのかもしれないが、治療者と患者の間で起こる転移や逆転移の問題は、カウンセリングにおける大いなる課題の一つだと改めて感じずにはいられなくなります。


そしてザビーナ・シュピールラインについてですが、1904年にザビーナが18歳の時にブルクヘルツリ精神病院に入院しユングと恋に落ちます。


ユングとの年齢差は10歳だから、ユングはこのとき28歳ということになります。

1911年にザビーナが統合失調症の論文を提出して医学部を卒業するまでユングとの関係は続いたというから、7年間というかなり長期間に渡って関係は続いたことになります。


映画ではザビーナ役をキーラナイトレイが演じたが、果たしてどのような容姿の人物だったのだろう。

調べていくと「ザビーナ・シュピールラインの悲劇」という本が出版されていて、表紙に彼女の写真が載っています。

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何歳の時の写真なのでしょうね。

書評がネットででてくるのでいくつか見ていくと、ザビーナとユングとの恋愛関係が匿名の手紙で親に知られ、ザビーナの母親がユングを責める手紙を書くと、ユングは「無料の治療だからそうなるのもしょうがない」と開き直りったり、

 またザビーナがユングに論文を送ると、ユングはザビーナに対しては褒めながらフロイトへの手紙では酷評したりといった話が出てくるようで、ユングの人間性はかなり問題を感じますね。


このザビーナという女性、ユングの愛人というレッテルを貼られて精神分析家としての評価が浅かったのですが近年見直されているとのこと。

ただ、表題が「悲劇」とあるように、彼女は非業の死を遂げてしまいます。

彼女がいたソ連で彼女の三人の弟たちは次々とスターリンの粛正によって処刑。19428月、彼女は侵攻してきたドイツ軍のユダヤ人狩りによって彼女の二人の娘とともに殺害されてしまいます。


裕福な家庭に生まれながらも統合失調症を患い、後に世界的に有名な心理学の大家となるユングと恋に落ちたザビーナ。彼女の人生のなかで、幸せだったと言える時期はいつの時をいうのだろうと

断片的な情報しか持ち合わせていないながらも、なにかこう、切なさが胸をかすめます。


女性は男性に寄って大きく運命を変える存在のように感じます。もしかしたら令和という時代を迎えた今もあまり変わらないのかもしれません。

それを踏まえてもなお、いかに生きるのか。

人生において大切なのは、いかなる環境・条件のもとであっても、自分の意志として何を選び行動するかなのではないでしょうか。


2つの世界大戦という過酷な時代に翻弄されながらも必死に生き、数奇な運命を辿ったこの1人の女性に敬意を表しつつ、戦争のないこの日本において平和というものの大切さを改めて大事にしていきたいものですね。

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