タグ:心理

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所属カウンセラーの清田直芳です。


今日は前回行われた心理学セミナー『人と人とのつながりが幸せをつくる』でお話した内容について、こちらのブログでも書いていきたいと思います。


4回目の心理学セミナーを開催しました🎶


 一度に書くには分量が多いので、今回も複数に分けて投稿させていただきますね。


このセミナーのテーマは一言で言えば人間関係についてです。今日は人間関係がどのように、私たちの人生に影響しているかについて書きます。


幸せか不幸せかを左右する物はたくさんありますよね。仕事、お金、頭の良さ、などなど。


その中でも最も影響が大きいとされているのは何だと思いますか?


幸せに最も影響をしているもの、それは『良い人間関係』です。


この流れだとあまりにもそのままですが、、、。


これは、幸福についてのハーバードの研究で分かったことです。


この研究結果を見て、「まあ、そうだろうなあ」というのが私の感想です。共感される方も多いのではないでしょうか?


人間関係の大切さを実感するのに、少しイメージをしていただきたいと思います。


1.あなたはお金持ちで、食べる物や着る物、住む家には何一つ苦労していません。お金で手に入る物はなんでも手に入ります。

でも、無人島で一人暮らしです。


2.あなたは貧乏で、食べる物や着る物に困り、住む家もありません。お金が無いことで困ることがたくさんあります。

でも、仲の良い家族や友人に囲まれています。


どちらか一つ選ぶとしたらどちらを選びますか?


ちなみに、私だったら迷わず2です。以前、違うセミナーでこの質問をした時も、選んだのは皆さん2でした。


生活に困窮していない人が多い日本だからこそ、そのように思う部分はあるかと思いますが、実際に両方を体験したとしても、私だったら2を選ぶように思いますね。


そして、良い人間関係の対極である孤独だと、早期死亡率が26%高まるという研究結果もあります。


どうして、これ程までに人間関係が幸福に影響しているのでしょうか?


それは、人間がもともと群れで生活をしていた社会的な動物だったからです。


人間に進化する前、猿だった時代から今に至るまで、集団でいることで生き残る確率は圧倒的に高まります。


・危険な動物が接近して来た時、群れで危険を知らせ合うことで、いち早く逃げることができる。


・集団で食料を探していれば食事に有り付ける確率が上がり、飢えの恐れが減る。


・怪我をしてしまっても、仲間が助けてくれる。


具体例を書いてみましたが、その他にも仲間がいることで命が助かったシチュエーションは山ほどあったでしょう。


このように、仲間といることは生き残るためにとても重要でした。しかし、孤独であればその確率は下がってしまいます。そのことを脅威に感じることで、免疫システムが過剰に働いてしまい、心身にも悪影響を与えてしまうようです。


以前に見た番組では、ゴリラにも同じような傾向があるようで、確か病気か何かの理由で集団から隔離された一頭が、明らかに鬱病の症状に陥ったそうです。


このように、人間関係は人や群れで暮らす動物の幸福に、大きく影響をしています。


そして、幸福以外の部分でも、イライラしている人の近くにいるとイライラしやすくなったり、怒りっぽい人の近くにいると同じく怒りっぽくなったり、どのような人と一緒にいるかということが、性格や感情面にも影響を及ぼします。


群れで生活するためには、なるべく調和が取れていて争いが起こらない方が望ましい訳ですから、自然と同じようなパーソナリティになっていくということですね。


日本は島国ですから、多様な人種と交流する機会が少なかったので、その傾向はより強いでしょう。特に田舎では同質化が求められ、異質なものを排除する傾向があるのは、何となくイメージできるのではないでしょうか?


その他にも、これは思い込みも入っている可能性もありますが、飼い主とペットの犬の顔が似ている、という画像も見たことがあります。


犬は共感能力が高いと言われていますから、飼い主の気持ちに共感して、同じような表情をすることが続いた結果、顔も似てくるのかもしれません。


このように、私たちが普段接している人の影響を、良くも悪くも非常に大きく受けています。


そして、私たちも大きく影響を与えているということでもあります。


どのような人と付き合うか? そして自分がどのように周りに影響を与えたいか?


考え方や価値観は様々ですが、それだけ多くの影響を相互に与え合っているということを知っておくことは、大切だと思います。


次回も、セミナーで取り上げた人間関係をテーマに書いていきたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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所属カウンセラーの清田直芳です。


以前、こちらのブログでウォーキングについて書かせていただきました。


ウォーキングは一番お手軽なリラクゼーション


そして、自分でもウォーキングをするのに万歩計を導入し、少しの間やってみた感想がこちらです。 


万歩計を導入して改めて実感した『数値化』の重要性 


ちなみに、私が使っている万歩計アプリのキャラクターがトップの画像です。最初と比べると、仲間も増えてますし、オシャレの幅も広がっていますね。カワイイ。

ウォーキングが体にも心にも良いことは周知の事実ですが、実際に体感としてはどうなのか? そして、ウォーキングを続けるコツについても書いてみようと思います。


ちなみにですが、9月の私の記録がこちらです。


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平均1万歩達成できました!


残り数日で帳尻を合わせる為に、やや必死になって歩きましたがクリアはクリアです(笑)


まず、やってみて体と心にどのような影響があったかを書いていきますね。


まず体ですが、一番感じたのは本格的にウォーキングをする前と比べると、寝つきが良くなったということです。


もともと、寝つきの良さに関しては日本トップクラスだと自負していますが、より眠たくなる割合が増えたように感じています。


単純に体を動かして疲れたという以外にも、朝の時間にウォーキングをした日もあり、日光を浴びたことでメラトニンが分泌されたのも関係しているのでしょう。


規則正しい睡眠はメンタルヘルスにとても重要ですから、睡眠を促す効果を高めるという意味でも、ウォーキングはとても良いリラクゼーションだと思いました。


体重などに関しては、特に気にしていませんでしたが、特に変化はありませんでした。


次に心についてですが、基本的に心の状態は良好な方ですので、1ヶ月という比較的長い期間で考えると、それほど大きな変化は感じませんでした。


しかし、短期的な気分の変化という意味では、自分でも驚くくらい効果がありましたね。ポイントは早歩きです。


研究でも、20分〜30分の早歩きで、不安の軽減や気持ちが高まるということが分かっていますが、実際にその通りでした。


気持ちが落ちていたり、やる気が起きないような時は、複雑なことや、意志力を必要とするようなことは億劫になってしまいますが、早歩きならそれ程苦にならずにできるのではないでしょうか。


次に、自分自身がウォーキングの歩数を稼ぐ為にした工夫についても書いておきたいと思います。


・電話をしたり、音声を聞いたり
・家で動画を見たり、本を読んだりする時、部屋の中でぐるぐる歩く
・電車に乗る時、1駅先まで歩いたり、1駅手前で降りたり
・平均1万歩達成したことを書きたい(自慢したい)
・ブログで1万歩をオススメした手前、達成しない訳にはいかないという恐怖心
・万歩計による歩数の可視化
・木霊(万歩計アプリのキャラ)を可愛くしたい
・多摩川やお気に入りの公園でアーシング(裸足で歩く健康法)をかねて


ザッとウォーキングを続けるのにプラスになった事柄を書いてみました。


個人的に、特に強力なのは「電話をしたり、音声を聞いたり」でしょうか。特に、15日と29日の最も歩いた2日は、どちらも電話をしながら歩くことで1万歩近くを稼いでいます。


そう考えると、家族や友達と一緒に歩くのなんかは、ウォーキングを続けるのに最も強力な手助けになりそうですね。


それと、やらなくてもクリアできるのでやっていませんが、『ポケモンGO』のような位置情報ゲームはウォーキングにはとても良いと思います。


最近、ドラクエでも位置情報ゲームがあると知りやりたいなーと思っているのですが、きっと歩き過ぎてしまうのでやりません。


やはり、ウォーキングはとても良いリラクゼーションですので、ぜひ参考にして行っていただければと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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所属カウンセラーの清田直芳です。


少し日にちが空いてしまいましたが、セミナーのレポの前まで4回に渡り「期待」をテーマに書いてきました。


今回は期待する気持ちを完全に無くすことは難しい、という前提のもとで、期待をしてガッカリしてしまった時の対処法について書いてみようと思います。


1.捉え方を変える(増やす)


まず、紹介したいのが、捉え方を変えるということです。(増やす)と書いたのは、ガッカリする原因となった相手がいた場合など、「もしかしたら、〇〇かも」という捉え方の数を増やすことが重要になるからです。


例として、誕生日なのにパートナーが何もしてくれなくて、ガッカリしたとします。


その時、

「私のことなんてどうでもいいんだ」

としか捉えることができなかったら、影響力はとても大きく悲しい気持ちになっちゃいますよね。


しかし、

「誕生日を間違って覚えてるのかも」

という、他の可能性を増やすことができれば、その影響は減ります。


その他にも、

「誕生日を忘れてしまうくらい、何か大変なことでもあったのかな?」

というように、捉え方の数を増やしていくことで、もともと考えていたことの影響力は減っていきます。


ここまで書いたのは、相手の背景についてですが、

「それだけ、気を使わない関係になれてるんだなあ」

と2人の関係性について良い捉え方をしたり、


「今回、祝ってもらってないから、自分もやらなくて済んで楽かも」

と自分のメリットだと捉えたり、


「こういう人だと分かったから、いっそのこと別れてしまって新しい人を見つける良い機会かも」

という風に捉えても、ガッカリ感は減りますよね。それが、良い判断かは時と場合によりますが、、、。


普段から柔軟に考える癖をつけておけば、実際にガッカリした時に対処しやすいと思いますので、日常的に色々な捉え方をする練習をしておくのが良いと思います。


2.理解をする


「期待しない」よりも大切なこと


こちらで書いたこととも重なりますが、理解をすることは最も影響力が高いと思います。


捉え方を変えるというのは、多くの状況で使うことが出来て万能ですが、確信度によって効果にばらつきがあります。


ここで言う「理解する」とは、人や物事を深く知ることで、確信するというニュアンスです。


上で書いた、誕生日なのにパートナーが何もしてくれなくて、ガッカリしたという状況の時、相手に話を聴いて理解したらどうなるでしょうか?


パートナーが誕生日なのに何もしてくれなかったことを責める気持ちがあったり、心から理解したいという気持ちが無ければ、逆効果になってしまう恐れもありますが、適切なアプローチができれば効果は絶大です。


心をオープンにして、パートナーのことを理解しようとするとどうなるでしょうか?


もしかしたらパートナーは、

「実は、会社でミスをしてしまって、ものすごい額の損害を出してしまったんだ。毎日、対応に追われていて、ほとんど寝る暇も無いような状態で。誕生日のお祝いを計画していたんだけど、すっかり頭から抜けてしまってた。本当にごめん」

というようなことを、告白してくれるかもしれません。


そのような告白をされたら、どのような気持ちがするでしょうか? おそらく、多くの方はパートナーの辛い状況に共感し、ガッカリした気持ちは無くなるでしょうし、むしろ何とかして元気づけたい気持ちになるでしょう。


理解をすることで心の状態は、全く違うものになります。


そして、これをきっかけとしてパートナーとの深いつながりもできるでしょう。


捉え方を変えるというのは、摩擦や、不都合な事実を感じることを避けることにつながる場合もあります。


もちろん、通りすがりの人と肩がぶつかって無視されたような時に、話を聴いて理解するようなことは非現実的ですが、親密な仲においては「理解する」というアプローチが最も大切だと思います。


シンプルに、誕生日を忘れていただけという場合もあるかもしれませんが、その背景をじっくりと聴いて、理解しようとする気持ちがあれば、必ず良い方向に転がっていくケースがほとんどだと思います。


3.違うものに意識を向ける


これは、グルグル思考と呼ばれるような、同じ考えが何度も浮かんできて、そこから抜け出せない時に効果的です。


誕生日にも関わらずパートナーから祝ってもらえず、かと言って、こちらから誕生日だと言い出すこともできないという状況だと、


「何で誕生日なのに祝ってくれないの?」

「誕生日を忘れるってあり得なくない?」

「絶対に許さない! どうやって仕返ししよう?」


このような考えが次々に浮かんできて、ネガティブな感情が溜まってきてしまうのは、あまり望ましくはありませんよね。


このような時は、違うものに意識を向けるのが効果的です。マインドフルネス瞑想のように、「今、ここ」に意識を向けて、余計な思考が起こらないようにするアプローチです。


いきなりマインドフルネスと言うと、おそらく難しいと思いますので、何でも良いので没頭できることをやりましょう。


写真や塗り絵、折り紙やプラモデルなんかでも良いですし、集中しないとできないようなゲームもオススメです。


個人的には、レベルの高いテトリスがオススメです。あっという間に上から下まで落ちてくるので

、悩みながらプレイすることはとてもじゃないですけどできません。


その他、スポーツでも料理でも、意識を違う方向へ向けられれば良いので、いざという時のために没頭できるものを用意しておくと良いですね。


4.感情を受け入れる


最後に紹介するのは、思考ではなく感情へのアプローチです。


感情を感じることを避けてしまっていては、その感情は解放されません。感じることをせず無いもののように扱われた感情は、いつまでも心の中に残り続けます。


そのようなことが続くことで、カップから水が溢れるように、積もり積もった感情が爆発してしまったり、同じような出来事をきっかけとして、ネガティブな感情に取り込まれたりしてしまいます。


大事なのは、感情をしっかりと受け入れることです。感情をキチンと感じることができれば、その感情は浄化されます。


人間には、生まれつき自然と治る力が備わっています。怪我をしても、放っておけば時間とともに治りますよね。


感情も同じです。しかし、その感情を避けて感じないようにしていては、治ることはありません。傷口を凍結させて、治る機能すらも封印してしまうようなイメージでしょうか。


ガッカリしたら、「私はガッカリしているんだなあ」と感じてみましょう。


時には、あまりに辛すぎてその感情を感じないようにする方が良い場合もあります。そのような時は焦らずに、自分の状態を整えることです。


ネガティブな感情に耐えられる状態だと思えるまで心のエネルギーを高めてから、自分の感情と向き合ってください。


この感情を受け入れるということは、勇気のいることですし、外科手術のように短期的には痛みを伴います。1人では難しい場合は、カウンセラーなどの専門家と行うことが望ましいでしょう。


今日は、ガッカリした時の対処法を4つ紹介させていただきました。この4つは、大きなカテゴリーです。食べ物で例えれば、「肉」「魚」「野菜」みたいな感じです。


肉にも、牛肉、豚肉、鶏肉とあるように、「捉え方を変える」であれば、「論理療法」「認知再体制化」「リフレーミング」のように、細分化されていきます。流派やセラピーの違いはあっても、どれも大きいカテゴリーは一緒です。


トライアル&エラーを続けていれば、いつか必ず良くなるのは間違いありませんので、「きっと良くなる」と信じて、色々と試していただければと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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所属カウンセラーの清田直芳です。


今回は私が講師をつとめ、9月21日に第4回目となるvaluecreation roomの心理学セミナーを開催しました。


今回のセミナーのタイトルは『人と人とのつながりが幸せをつくる』でした。要するに人間関係がテーマですね。


どうして、人間関係をテーマにしたかという説明をさせていただきますと、幸せになるのも、悩みの種になるのも、人間関係が非常に大きく関わっているからです。


個人的にも、人間関係で悩んだ時期がありますし、おそらく悩んだことの無い人って存在しないんじゃないでしょうか。


セミナーでは、前半に人間関係が幸福にどれくらい影響しているか、という話をワークを交えながら説明させていただきました。


皆さんも、人間関係が大事なのは理解されていると思いますが、その影響は想像以上だと思います。


一例を上げると、


・日常的に孤独感を感じている人は、早期死亡率が26%高まる


という研究結果があったりもします。人間は太古の昔から、仲間と協力することで生き残ってきたので、今の時代でも孤独だと様々な弊害があるということですね。


この辺りは、また改めてこちらのブログでも紹介していきたいと思います。


セミナーの後半は、人間関係の土台となる信頼関係について行いました。


カウンセリングにおいても、まずは信頼関係を築く所が最初のステップです。信頼できない相手に悩みを話そうなんて思いませんよね。


悩みに限らずどんなことでも一緒です。恋愛でも、友情でも、仕事でも、その他あらゆる人間関係において、信頼できない相手とは、長期的に良好な関係は築けません。


損得の打算での付き合いでは、ごく短期的な関係になるでしょうし、そのような関係だけで満足できる人はおそらくいないでしょう。


この部分も、またブログで書かせていただきたいと思っています。


途中、自分で話をしながら、「話がごちゃついてるなー」と思う部分がありましたが、温かく受け入れて下さった皆様に感謝しています。


毎回、とてもアットホームな雰囲気で行われているセミナーですので、ぜひお気軽にお越しいただければと思います。

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次回は、同じ所属カウンセラーの岩村が講師をつとめ、10月19日(土)の14時〜16時でセミナーを行います。


タイトルは、『ライフ・コンパス(人生の羅針盤づくり)』です。カッコいいですね。ワンピース好きの私としては、タイトルだけでテンションが上がります。


詳しい内容とご応募は、こちらのリンクからよろしくお願いします。


https://www.kokuchpro.com/event/a2eb85604aaa1b94bde8f020e10e74fe/


最後までお読みいただきありがとうございました。お会いできるのを楽しみにしています!


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所属カウンセラーの清田直芳です。


ここ3回ほど、「期待」をテーマに書いてきました。


ガッカリって、どうしてするんだろう?

「期待はしない方が良い」という意見について思うこと

「期待しない」よりも大切なこと


今回は、そもそも期待しないことはできるのか?ということについて書いていきます。前回と同じくあくまで個人的な意見ですので、正しいかどうかは分かりません。考えるキッカケにでもしていただければ幸いです。


「期待をする」と一口に言っても、2種類あると思います。自分からする期待と、気づいたらしてしまっている期待です。


この、自分からする期待についてはコントロールできますが、後になって「期待してたんだなあ」と知らず知らずのうちにしてしまう期待は、コントロールできるのでしょうか?


個人的には、かなり難しいんじゃないかと思います。できないとは言い切れませんが、仏教で言う悟りのようなものではないか、と。


例えば、あなたが今日誕生日だったとします。数日前から友達に「◯日空けといてね」と伝えられ、友達の家に呼ばれました。


「何の用?」と聞いても「まあまあ、ちょっとね」と話をにごされ、


「ちなみにだけど、甘いものって食べられるよね?」

「最近、これ欲しいなーっていうものあるの?」

などを聞かれ、


当日、「鍵空いてるから、中に入ってきてー」とメッセージを送られ、


友達の家に入ったら部屋の中は真っ暗、暗闇から「パン!パン!パン!」とクラッカーの音が鳴り、


パッと明かりがつくと、仲の良い友達が勢ぞろいしている。


ここまでされて、誕生日パーティーを期待しないことってできるのでしょうか?


まず間違いなくしちゃうと思うんですよね。ここまでされて、実は誕生日パーティーじゃないっていうのはかなり悪質ですし、まあ普通は有り得ないでしょうけど、もしそうじゃなかったとしたらガッカリするのは仕方ないと思います。


これは極端な例ですが、過去の経験から、不確かな未来を確定した未来と間違って認識してしまうことは、多くの人が体験していると思います。


私たちは日々、様々な刺激を外から受けていますが、その刺激から未来の出来事を予測しています。


赤信号を見たら止まるというのは、人間が生まれつきもっているものではありません。後天的に学習をしてできたものです。


このように慣れた出来事であれは、完全に無意識で行われています。熱いものに触れたら、瞬間的に手を離すという反射と同じような状態です。


無意識でやっているから、素早く行動できるという部分もありますし、エネルギーの消費を減らすということもできます。これは、絶対に必要な機能です。


そして、この学習のメカニズムは、意識をしていなくても、日々、刻々と起こっていることです。「〇〇になったら、〇〇だろう」という予測を自然としているんですね。


期待をしないというのは、この未来を予測する機能を止めてしまうか、全ての出来事を顕在化させて、別の可能性を探るということをしないとできないように思います。


どちらも、現実的にできるとは思えませんし、できたとしてもデメリットが多すぎます。


ですから、期待はしてしまうものと割り切って、期待してガッカリした時にどう対処をするかを考える方が望ましいと思います。


次回は、この期待をしてガッカリした時、どのように対処することが望ましいか、ということについて書いてみたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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